覚えのない汚れ・・・
2019-05-10
友禅名古屋帯と、牛首紬のお預かり!
コートも着てたし、誰にも触られてないし、何で名古屋帯がこんなに汚れてるのかしら??
とは、お客様談! そうなんです!
とっても汚れてまして・・・
可能な限りのアップで写真を撮るとこんな感じ
ここはほんの一部分ですが、全体的にこんな感じの物が付いています。
お客様は身に覚えがないと・・困っておられましたが、、
実を言うと、お客様はおろしたての「泥染大島紬」に合わされていたそうで、その着物の色が摩擦で付いていたものです!
いわいるお太鼓の裏側です。
一般的に泥大島や、藍染めは生地に色が定着するまでに数年~かかる為おろしたての着用には注意が必要です(*‘∀‘)
帯に色が移るのを防ぐため最初は濃い色の帯がいいかも!
一緒にお預かり致しました牛首紬
牛首は糸が丈夫!玉繭なんて言われてますね~
↓ 良かったら見てネ!
袖の丸みもちゃんと洗う。
知らない間に裏側には埃が・・・”(-“”-)”
全体に生洗いし、袖口も腕の皮脂垢が付きやすい場所ですので入念に!
袖口裏
初めは綺麗なキモノだと思っていましたが、このキモノを点検していて、改めて定期的なお手入れが大切だと思いました。
しみ抜き工房は全力であなたの着物をリフレッシュする為のお手伝いをさせて頂きます(^.^)
この度はしみ抜き工房をご利用いただき誠にありがとうございました。
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